糖尿病な猫ちゃんにキャットフードの選び方とおすすめランキング!

人間にとっても猫ちゃんにとっても厄介な病気の1つである糖尿病は、かかってしまうと食事による血糖値のコントロールが非常に重要になってきます。

しかし、人間と違って猫ちゃんは自身で病気予防をすることができないため、飼い主であるあなたが選ぶキャットフードによって予防・対策をする必要があるのです。

では、今回は糖尿病になってしまった猫ちゃん、あるいは予防したい猫ちゃんのためのキャットフードの選び方とおすすめを紹介していきます。

キャットフード教授

キャットフードによって大きく違ってくることを覚えておくと良いにゃ!!

糖尿病の症状に!キャットフードの選び方!3つのポイント!

糖尿病になってしまう原因の多くは餌の食べ過ぎによる肥満と運動不足です。

今回のテーマは糖尿病の猫ちゃんにどのようなキャットフードを与えればいいのかということなので、前者である食べ過ぎによる肥満にピントを合わせてポイントを紹介していきましょう。

今回糖尿病の症状に合ったキャットフードのポイントは3つです。

3つのポイント
  • 高品質な動物性タンパク質をたっぷりと配合している
  • カロリーは高すぎず低すぎない
  • グレインフリーで低炭水化物

この3つのポイントを抑えることによって、糖尿病予防にもつながりますしなにより猫ちゃんが健康的に過ごす上では欠かせないポイントと言っても過言ではありません。

では、この3つのポイントがどのように糖尿病に関わってくるのかを次に見ていきましょう。

1. 高品質な動物性タンパク質をたっぷりと配合している

猫ちゃんは雑食性に思われがちですが、実はほぼ肉食動物なので動物性タンパク質から栄養を補給する生き物となっています。

そのため、キャットフードに含まれている動物性タンパク質もたっぷりと配合しているもののほうがおすすめです。

タンパク質含有率のおすすめは大体30%以上で、なおかつ品質が良いものを選ぶようにしてください。

品質を見分けるコツとしては成分表示に記載されているタンパク質原料が「どのような部位・状態」であるのか明記しているものであることです。

例えば魚をメインにしている場合「サーモン」と表記しているよりは「フレッシュサーモン」、「ディハイドレートサーモン」と表記している方がどのような状態であるのか判断することができ、かつ高品質であることがわかります。

逆に言うと、サーモンやチキンとしか表記がないものや、混ぜ合わされて作られた4Dミートと呼ばれる成分は、品質に信頼ができないため選ばないようにした方が良いでしょう。

注意

4Dミートを選ばないほうが良いという理由に、どのような状態の肉・魚が混ざっているのかを理解しておかなくてはなりません。

この4Dミートというのはそもそも「Dead=死んでいる」「Dying=死にかけている」「Disabled=不具合」「Diseased=病気である」の頭文字を取って名付けられているだけあり、かなり品質が悪い肉・魚も一緒に混ぜ合わせて作られています。

品質が悪いタンパク質を含有しているため、生産者はコストが抑えられるというメリットはありますが、猫ちゃんに関してはデメリットでしかありません。

4Dミートの詳しい成分表示は【愛猫の安全のため!粗悪なキャットフード業界事情を知ろう!】に記載していますが、糖尿病対策を考えるのであれば絶対に選ばないことをおすすめします。

2. カロリーは高すぎず低すぎない

糖尿病になってしまう猫ちゃんにとって防がなければいけないのは食べ過ぎによる肥満の進行です。

猫ちゃんは食べたいときに食べる気まぐれな性格を持ち合わせていますが、食欲旺盛な子は一気に食べすぎてしまうということもあります。

そこで、カロリーの高いキャットフードを与えすぎていれば、自然と消費カロリーより摂取カロリーの方が大きくなってしまいますので、肥満状態になりやすくなってしまうことは容易に想像がつくはずです。

しかし、だからといってカロリーの抑えられたキャットフードを与えれば良いというわけではありません。

実はカロリーが低いキャットフードを与えてしまうと、猫ちゃんが食べた気にならず、結局は食べすぎてしまう、あるいはおねだりをすることが増えてしまいおやつを与えすぎてしまうといった負の連鎖が起こってしまうのです。

そこで猫ちゃんの糖尿病の予防・対策にはバランスの取れたカロリーのキャットフードを与えるということをおすすめします。

具体的な目安数値としては大体370~400kcal前後がバランスの取れたカロリーのキャットフードと言えるでしょう。

栄養が豊富で安全性の高いキャットフードの中には400kcalを越えてしまっているものも中にはあります。

どうしてもそのキャットフードを与えたいということであれば、おやつとして与えるもののカロリーを抑える、1回の食事量を少なくするなどの工夫をしていきましょう。

3. グレインフリーで低炭水化物

猫ちゃんが糖尿病になりやすい原因の1つに穀物類、つまり炭水化物量が多いキャットフードを与えていることが関係しているのではないかと言われています。

確証していることではないためあくまで仮説とはなってしまいますが、ただ、猫ちゃんはほぼ肉食動物に分類されるため穀物は配合されていないものの方が栄養補給にはおすすめといえます。

米や小麦、とうもろこしといった穀物類は猫ちゃんの消化の妨げとなるだけでなく、アレルギーを起こしてしまう可能性もあるので、糖尿病予防と健康維持を考えても穀物類は含有されていない方が良いでしょう。

キャットフードに表記されているのは「穀物類不使用」や「グレインフリー」となっているので参考にしてみてください。

もう一点の炭水化物ですが、グレインフリーだからといって必ずしも低炭水化物であるとは限らないのです。

穀物類以外にも炭水化物が含まれていることがあり、グレインフリーとは謳いつつも芋類や豆類を多く含有して結果的に高炭水化物となっているキャットフードも多いので気をつけなくてはなりません。

やはりしっかりと糖尿病予防を考えるのであれば、成分表示欄をみて炭水化物が抑えられているのかを確認するべきでしょう。

キャットフード教授

粗悪なキャットフードが多いからキャッチコピーでだまされないようにするニャ!!

【安全なものだけ】糖尿病予防・対策をしたい猫向け!キャットフードの比較一覧!

糖尿病になってしまうと食事コントロールなどが制限が必要になってくるため、できれば糖尿病になる前からキャットフードによって予防をしていきたいところです。

しかし、先ほどの3つのポイントを踏まえたキャットフードを探してみようとペットショップを訪れた場合、市販されているキャットフードは現在数多く存在するためどれが良いのか手にとって調べていくとそれだけで途方に暮れてしまうのが想像できるでしょう。

そこで今回生物博士とキャットフード教授が徹底的に調査をした結果、安全性において信頼ができるキャットフードが10種類ありました。

この10種類は当サイトで決めた安全性基準ランクA以上のキャットフードなので、先ほどの3つのポイントを基に比較をしていきたいと思います。

タンパク質含有率 カロリー グレインフリー
カナガン 37%
(チキン)
390kcal 二重丸
モグニャン 30%
(白身魚)
380kcal 二重丸
ファインペッツ 32%
(アヒル&ニシン)
427kcal 三角
シンプリー 37%
(サーモン)
380kcal 二重丸
ジャガー 40%
(チキン)
383kcal 二重丸
オリジン 42%
(チキン)
400kcal 丸
アーテミス『オソピュア』 35%
(サーモン)
386kcal 丸
アーテミス『フレッシュミックス』 30%
(チキン)
392kcal 三角
アカナ 37%
(チキン)
406kcal 丸
ナウフレッシュ 31%
(ターキー)
394kcal 丸

比べてみると安全性基準ランクがA以上なだけあり、ほとんどのキャットフードが闘病尿予防や対策にとっておすすめできるものであることがわかります。

タンパク質含有率も30%以上で、カロリーもおすすめしている370~400kcal前後です。

ただ、若干グレインが含まれている、あるいは炭水化物量が多くなってしまっているものもあるため、ある程度選ぶのが絞れてくるのではないでしょうか。

糖尿病予防・対策のためのキャットフードを選びたい場合、この10種類の中から比較して選ぶのもいいですが、やはりまだ種類が多いという人もいると思います。

そこで、次にこの10種類の中からさらに絞ってランキングにしますので参考にしてみてください。

糖尿病予防・対策をしたい猫向け!キャットフードおすすめランキング!

先ほどの10種類のキャットフードからあなたの猫ちゃんにとっておすすめのキャットフード探すとなるとまだまだ難しいでしょう。

そこで、今回のメインとなる糖尿病予防・対策をしたい猫ちゃんに向けておすすめのキャットフードを3つ厳選してランキング形式で紹介していきます。

どれが良いのか迷って決められないということであれば、この3つの中から選んでみると良いでしょう。

カナガン

カナガン
ポイント
  1. イギリス産のチキンを60%以上使用
  2. 390kcalとバランスのとれたカロリー
  3. グレインフリー
  4. 高タンパクで低炭水化物
  5. 香りも良く猫ちゃんの食いつきが良い
CHECK
イギリス産の高品質チキンをメインにバランスの取れたカロリー、グレインフリーで低炭水化物と糖尿病予防・対策にとってうってつけのキャットフードです。

糖尿病以外にも猫ちゃんがかかりやすい尿路結石や毛球症のケアをサポートする成分が含まれているので安全性においてはかなり信頼できるキャットフードとなっています。

カナガンの評価
タンパク質
(4.5)
カロリー
(4.5)
グレインフリー
(5.0)
低炭水化物
(5.0)
総合評価
(5.0)

シンプリー

シンプリー
ポイント
  1. 新鮮なサーモンがメインのキャットフード
  2. 380kcalとヘルシー
  3. グレインフリー
  4. サツマイモを筆頭に低炭水化物を実現
  5. 魚メインなので消化吸収効率も良い
CHECK
新鮮で高品質なサーモンをメインに380kcalで、グレインフリー、低炭水化物と糖尿病の猫ちゃんにおすすめできるキャットフードです。

魚をメインにしているため消化に優しく、毛並みや毛艶の維持に効果的なオメガ3脂肪酸も含有しているため、長毛種の猫ちゃんにはとくにおすすめのキャットフードといえます。

シンプリーの評価
タンパク質
(4.0)
カロリー
(4.5)
グレインフリー
(5.0)
低炭水化物
(5.0)
総合評価
(4.5)

ジャガー

ジャガー
ポイント
  1. 高品質な肉と魚をメインに使用
  2. 383kcalのヘルシーキャットフード
  3. グレインフリー
  4. 人工添加物不使用
  5. ヒューマングレードの高品質食材を厳選使用
CHECK
肉と魚の両方のタンパク質をメインに含有率40%以上と高タンパクでヘルシーなキャットフードです。

また、ヒューマングレードの食材を使用しているためかなり高品質なキャットフードで、安全性においてかなり信頼できますが、消化に不安がある猫ちゃんにとってはタンパク質含有率が大きいため注意が必要となります。

ジャガーの評価
タンパク質
(4.5)
カロリー
(4.5)
グレインフリー
(4.5)
低炭水化物
(4.0)
総合評価
(4.5)

猫ちゃんの糖尿病の原因は?キャットフード以外の対策とは?

猫ちゃんの糖尿病を予防・対策するためにはキャットフードが大切ということをお話しました。

しかし、まずは糖尿病になってしまう原因を考えて、キャットフード以外にもできる対策を覚えておくことでさらに猫ちゃんの糖尿病リスクを低くすることができますので覚えておきましょう。

糖尿病の原因とは?

糖尿病になってしまう原因は以下です。

糖尿病の原因
  • 運動不足による肥満
  • 血糖値が急上昇する食事
  • 加齢に伴う各機能低下による発症

糖尿病になってしまう原因というのは多岐にわたってありますが、基本的にはこの3つが大きいといわれています。

1つめは肥満になってしまうことで糖尿病になるという点です。

肥満は食事量が上手くコントロールできていない、運動を定期的にさせていないときに起こってしまいます。

また、猫ちゃんはこまめに食事を取りますが、一気に食事を与えすぎてしまうといわゆる「ドカ食い」をすることもあり血糖値が急上昇しすぎてしまいます。

そうすると糖尿病になりやすくなってしまうため気をつけなくてはなりません。

また、糖尿病というのは年齢を重ねるに連れて各機能が衰えてしまうことでどうしても発症リスクは高くなってしまいます。

糖尿病の対策

では、キャットフード以外の対策はどのようにしていけばいいのかという点ですが、私生活でできることはそこまで難しくありません。

糖尿病対策
  • 運動ができる環境づくり
  • 食事量の調節
  • 栄養補給

まずは運動不足による肥満リスクを低くするために、特に室内で猫ちゃんを飼っている場合は運動ができる環境を作ってあげることが大切です。

キャットタワーを置く、あるいはあなた自身が猫ちゃんと一緒に遊んであげることで運動不足解消だけでなく愛情も育むことができます。

また、一気に餌を食べてしまうのであれば一度に与える食事量を調節して血糖値の急激な上昇を抑えてあげることも良いでしょう。

そして身体の資本となるのが栄養補給です。

年齢を重ねるに連れてどうしても免疫力や各機能が衰えてしまうのは避けられないため、健康を維持できるようにしっかりと安全なキャットフードを与えて栄養を補給してあげましょう。

猫ちゃんの糖尿病予防・対策のポイントをふまえた安心できるキャットフードを選ぶのはあなたです。

キャットフード教授

キャットフード+αで猫ちゃんの糖尿病予防・対策をしっかりとおこなっていくニャ!!